給与アップ? 勤務地? 残業時間? 施工管理における様々な転職理由

転職について

さて、先日は転職に対する心構えについてお話しました。
少しでもご参考いただけたなら幸いです。

弊社も中途採用が主となっており、様々な理由から弊社にご応募いただいております。
本日は弊社にご応募いただいた「ワケ」をお話しながら、
私たちがご提案する魅力についてもお話したいと思います。

年代別に差が出る転職の理由

私たちが独自に集めているデータでは、
転職に対する一番の目的は「給与アップ」となっています。
続いて「業務内容」、「勤務地」が続きます。

年代別に見ると、少しの差が出てきます。

上位3項目については全年代で変わりはありませんが、
20代と60代は「業務内容」を優先する傾向があり、
30代~50台の方は「給与」と「勤務地」を優先する傾向があります。

20代の方には、経験が浅い方や、未経験の方もいらっしゃるため、
まずはスキルアップをしたい、手に職をつけたい、
という要望が強いためです。

実際に、こんなコメントを頂いています。
「資格取得支援があるため」(25歳・S氏)
「新しいことにチャレンジしたい」(26歳・M氏)

一方で、60代の方は、定年後でもキャリアを継続したい、
若手に技術を伝えたい、という要望が強くなっています。
現役時代に比べると給与が下がるのは仕方がないが、
体が動く限り働き続けたい・・・そう思われている方が多いようです。

ライフスタイルの変化が転機となる

では、給与を優先事項と捕らえる30代~50代の方は、
どのような意図を持っているのでしょうか。
大きく、ライフスタイルの変化が理由の一つと考えています。

30代の方は結婚や出産を迎え、それまで一人だった家族が増えたり、
奥様が育児休暇に入られたり。
どうしても持ち出しが多くなる時期となります。
それに、育児にも参加したい、家族との時間がほしい、
転勤はできるだけ避けたい。そんな要望も増えてきます。

50代になると、今度は親の面倒を見なければならなくなったり、
体力的にも、若いうちと同じようには働けなくなっていきます。

実際に、こんな声をいただいています。

30代
「年収を上げ、かつキャリアアップしたい」(33歳・I氏)
「働きやすい環境があると感じたため」(37歳・K氏)

40代
「福利厚生がしっかりしており、休暇も多いため」(40歳・O氏)
「将来性、安定性に引かれたため」(49歳・Y氏)

50代
「通勤圏内で高収入を実現したいから」(51歳・K氏)
「給与が高いから」(57歳・T氏)

など、これまでの経験を活かしながら、給与アップとスキルアップ、
そしてプライベートの時間を確保したい。
そんな想いがをもって面接に来られています。

残業時間には興味が薄い?

実は残業時間についてもアンケートを取得しているのですが・・・
アンケート上、明確に残業時間について希望者が多い、という結果が出ませんでした。
これは調査方法が面接時に取得していることから、
「あまり残業時間に触れると面接が上手くいかないかもしれない」
という考えがあるような気がしています。

こちらとしては、残業時間は少ないに越したことはないと考えておりますので、
ありのままにご申告いただければと思うのですが・・・

実際、面接でお話すると、残業時間を抑制したい、という希望を多数いただきます。

建設業という業界柄、どうしても残業が多くなりがち、土日出勤も当たり前。
そんな状況から、残業が多いのは当たり前、と感じていらっしゃる様子です。

とはいえ、残業時間については国の政策もあり、
業界全体として抑制の方向に動いています。
私たちも、国の施策に加え、独自のスタイルで残業の抑制を図っています。

ワークライフバランスのために、私たちがお手伝いできることがあれば。
これほど嬉しいことはありません。

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