施工管理の仕事について
・・・というと身も蓋もありませんが、今最前線で業務にあたるスゴ腕技術者も、最初は未経験者だったわけです。学生時代に建設系の学部を卒業、そのまま大手ゼネコンへ就職、なんて技術コースをひた走る人ももちろんいますが、文系学部を卒業し、気づいたら施工管理をやっていた、なんて人もたくさんいます。
資格が必要なんじゃないだろうか、とも思われるかもしれませんが、資格がなくても施工管理として活躍できるんです。(資格があるに越したことはありませんが)
ここが他の理系職(研究職など)とは大幅に違うところになります。
実際弊社の新卒社員も文系学科の卒業生がほとんど。
では、なぜ施工管理職は「学部を選ばない」のでしょうか。
まずは施工管理(現場監督)の業務内容を整理しましょう。
一言で言うと、「設計図どおりに建設物を作り上げる」ことが施工管理職の業務内容となります。
建設業で使う図面はとっつきにくいものではありますが、ルールさえ理解してしまえば比較的簡単に理解することができます。
それに、最初の業務で図面を任されることはほとんどありません。
最初の仕事は、人にもよりますが、コミュニケーションをとること、になると思います。
もちろんただおしゃべりをする訳ではありません。
そのまえに、工事現場の組織についてお話しておきたいと思います。
工事現場の規模により大小ありますが、おおよそ下記のような構成になっています。
・現場所長(工事現場の総責任者。現場代理人とも)
・主任技術者(工事現場の技術面における責任者。現場代理人が兼任する場合も)
・施工管理(現場監督とも。複数人配置されることが一般的です)
・作業員・職人(実際に工事現場で作業をする方々です)
現場監督という表現から、工事現場の全監督をするようなイメージをお持ちになるかも知れませんが、その立場は現場所長が担当することになります。
とはいえ、大きな現場で、現場所長が全ての工事状況を直接監督することは現実的ではありません。
そこで、施工管理職がそのお手伝いをする訳です。
現場所長や主任技術者の指示を正確に作業員の方に伝える。
一見単純に見えて、一番重要なお仕事です。
弊社で活躍されている未経験の方の前職を見ると、ある傾向があることがわかりました。
例えば、こんな人材。
・テーマパークでのアルバイト
・居酒屋や喫茶店、飲食店の店員
・スーパーマーケットや食品販売店の店員
・コールセンターのオペレーター
・テレビ制作(アシスタントディレクター)
・不動産の営業
など、一見バラバラなのですが、
施工管理で活躍されている方の中には”ある共通の能力”が高いことがわかりました。
施工管理で活躍される方はどなたも
『コミュニケーション』が必要となる職種での経験をお持ちの方が多い傾向が見られました。
もちろん、学歴は文系の大学や高校を出られた方ばかり。
専門的なことはわからないけれど、ものつくりに参加してみたい。
コミュニケーションを活かす仕事がしたい。
皆、そんな志望動機を持って異業種から参加しています。
早速ご興味を抱いていただけたなら、例えばこんなお仕事をご用意しています。
最初の面接は気楽な雰囲気で、あなたのことをお伺いします。
ぜひ覗いてみてくださいね。